自律神経の調整にはまず頭蓋の動きを確認

一時呼吸

頭蓋の動きが鈍いと自律神経が乱れる理由

脳脊髄が流れにくく脳圧が高くなると、頭痛や吐き気・めまいなどの症状が出ることがあります。 そして脳の視床下部は、自律神経をコントロールしていますが脳が圧迫を受けると、脳の働きが弱まり自律神経を上手くコントロールすることが出来なくなり交感神経が優位になってしまい自律神経が乱れてしまいます。

なぜ頭蓋の動きが鈍くなるのか。

それははっきり言って普段の姿勢が原因です。脳脊髄液は脳から背骨→仙骨を循環し脳に戻りくも膜から静脈に吸収されます。脳脊髄がこの経路のどこかで滞ることにより頭から体の方への流れが鈍くなってしまいます。

頭蓋の動きを正常にする整体

自律神経でお越しの方々の整体をしてきて、頭部の調整で改善させることはとても難しいですが、背骨から骨盤の調整で改善することが解りました。これは人によって24個の脊椎+仙骨どこに原因あるかは人それぞれです。私が一番原因が多いと感じる場所は胸椎1-4です。猫背や背を丸くしていると胸椎1-4には頭や腕の重さ負担となりガチガチになりやすい場所でもあります。胸椎だけでなく頚椎、腰椎、骨盤も検査しながら頭蓋の動きを改善させていきます。

頭蓋動き(確認)→脊椎検査施術→頭蓋動き→骨盤検査施術→頭蓋動き

を繰り返し1回の施術で頭蓋の動きを10回以上には改善していきます。

しかし、頭の動きは一時的に改善しただけで、姿勢が良くなっているわけではありませんの1週間普段の生活を続けると頭蓋の動きは鈍くなっていきます。繰返し施術をすることで脊椎の硬さが減少しまた姿勢改善を意識していくことで自律神経の症状は緩和していきます。

自律神経の不調でお越しの方の頭の動きを確認するとほぼ皆さん動きが遅いです(回数が少ない)